2016年07月18日

16.海外猟の同行。

1.アフリカ猟の案内。
アフリカ猟はハンターたる者の一生の夢、筆者は料金の超明快さとトロフィーサイズが良好なトロフィートラッキング社 http://trophytracking.com を利用しています。
実はアフリカ猟は2016年を以って最後にするつもりだったのですが、新しいエリアが余りに魅力的だったので2~3年中にもう1度行く事にしました。

手配業者を使う場合に比べて半額以下になり、それでいながら後述のチップの項に説明があります様に初回からビッグトロフィーが狙えます。また通常コースでビッグトロフィーに至る費用100万円以上を節約出来るチャンスでもあります。宜しければぜひ活用して下さい。
ただアフリカ猟は日本の狩猟とは後述の様に根本的に制度が違いますから注意が必要です。

  1.海外猟の価格構成
基本的にはガイドと食事とロッジで一人なら425㌦/日、2人なら少し安くなり、これらには税金15%掛かります。送迎は往復で950㌦、これは2人でも変わりません。
狩猟日2日に対し1種のゲームが可能で、下表の様に1頭に付き480㌦~が必要です。
   Kudu    U$ 1650   Oryx    U$ 750   Eland      U$ 2000
   Blesbuck  U$ 550   Impala  U$ 650   Springbuck  U$ 500     
   Warthog  U$ 480   Zebra   U$ 1375  Waterbuck  U$ 2850
   Hartebeest U$ 750   Giraffe  U$ 1850  Sable      U$ 9500
   Blue Wildebeest U$ 1375         Black Wildebeest U$ 1500


  2、2016年度は約160万円
2016年度の筆者の場合は8日狩猟で全日程12日間、クドゥとオリックスとインパラとブレスボックの4種、レピーターの10%レスが適用され、現地価格が5920㌦でした。
これに飛行機代16万円、旅行保険約1万円、チップ10%前後、ここまで合計で約100万円前後、そして4種のスケルトンで剥製代は運賃も含めて20万円程度、これとは別に日本側のプライベート手配料が30万円掛かり、合計が160万円となります。

ご自分で直接現地ガイドと直接契約すれば手配料30万円は不要ですが、日本と商習慣も狩猟制度も全く違いますから、狩猟や銃に関する英語が堪能でなければ、そして海外猟の経験がなければすれ違い的なトラブルは必須となります。
筆者も初回アラスカ猟では予備知識不足で120万円を勉強代だけに使いました。

問題が起こっても日本的な常識が通用する世界では無く、後述のシンワールドの様に現地の狩猟制度をよく理解していないと、現地追加料金だけで当初の総額予算に肉薄します。

  3.ナミビアの狩猟
ナミビアのハンティングは殆どがファームで、牛の放牧を行っている牧場に自然生息する野生動物と勝負しますから、単に入場制限されているだけの自然の猟場です。

ファーム猟の適正時期は現地が乾期の6~7月です。
2016年のガイドのダニー本人及び親族が所有するファーム更に提携しているファームの合計は50km四方中の過半を占めます。自然勝負ですから決して舐めて掛かれません。

  今回初めて訪れたアウトジョーエリアの質素なファームのロッジですがムードは十分です。
  枕元にはチーターの見張りが付きます。アルバムには2013年の記録が見えます。


  4.海外猟は国内と全く制度が違います
今まで多くの場をお借りして海外猟の素晴らしさと共に、この狩猟制度の違いを説いてまいりました。読者からの参加希望もたくさんありましたが、制度の違いへの理解は予想を超える難解だった様です。

正しく理解して頂くには相当な時間を費やし、そしてその結果がそんなにも悪条件で大変だと言う事がやっと理解されると、後述の稀な一人を除き全員が辞退しました。
かつての国内業者のシンワールドもそう言う海外猟の料金システムを事前に正しく理解させる事が余りにも大変で、且つ理解すれば殆どが辞退、だから難解な文書を配布するのみで説明はしない、その結果として現地追加請求がベラボーな金額になったのだと思います。

日本の様に撃ち放題&失中未回収放題ではないと言う事は海外猟紹介記事中の随所で詳しく紹介していたつもりですから、かなり虚しく且つ情けなく思っています。
そう言う事から今は問い合わせや見積りに至る全てに実費(筆者は旅行手配業の資格はなく、プロライターですから1文字4円)を戴く事にしました。(1回の問い合わせはA4が2枚程度ですと約8000円になります)

未回収ペナルティーもある程度は避け難く、筆者も今回は無かった物の、参加毎に1000ドル前後を支払っていました。射撃条件等の難易度は後述を参考にして下さい。
筆者の監視下であれば未回収ペナルティーと10%程度のチップ以外の現地発生料金は殆どありません。(ナミビアは狩猟ブームでインフレ中、ドルと円の相場も変動します。)

  5.上手く行かなかった例
その稀な一人は元海外旅行添乗員、筆者と日程が少し合わなかった為にすれ違いで同じNZのガイドの所に単独で強行されました。英語力には問題は無いのですが狩猟制度に精通していなかった為、1回目のチャンスは希望の2000ドルではなく4000ドルだった為にパス、2回目のチャンスは現地ガイドが獲らせてやろうと言う、ノーリスクの300mの大物チャンスをくれても意図が分からずに発砲チャンスを見送ってしまいました。短日程で他に良い出会いが無いままで終了、初回遠征は料金支払だけで目的を達成出来ずに終わりました。

2回目は本人都合の時期が明らかに適正時期を外れており、筆者は辞めた方が良い旨を説明し案内を拒否しました。しかし単独で強行されました。目的はエゾ鹿より遥かにデカい赤鹿だった筈ですが、やはりと言うか良い獲物に出会えず、結果は並のエゾ鹿大物程度の角長78cmの貧果に終わりました。あれではとても総額100万円に見合う物ではありません。

筆者には全く問題にないガイドも客によって差別扱いをすると言うよりも、それだけ日本的な考えが通用しないと言う事なのです。
海外猟は上辺だけではなく日本の狩猟との違いをよく知った中間案内人が不可欠なのです。

   6.ナミビア猟の難易度
ナミビア猟の難易度を一般的な平均的エゾ鹿ハンターで説明しますと、射撃距離大と照準時間不足に加えて射撃条件の悪さから失中や未回収が続出し、1~2回の失中又は1回の未回収でそのゲームはもう諦めれば、出費は予算の総額160万円以下に収まりますが、成果は4種中の2種程度に留まると予想されます。

全ての捕獲に拘れば多額ペナルティーとなり、総額200万円以上の出費となります。もちろんペナルティーを払っても捕獲の保証にはなりません。

旧技能講習合格が危ぶまれる様なレベルですと捕獲成功は全く期待出来ませんが、雰囲気を味わう為に後述のタワー待猟等だけに参加すると言うのなら問題はありません。

  7.甘くないビッグトロフィー狙いの射撃条件
ビッグトロフィー狙いの場合は決して甘いモノではなく、静止状態の姿丸出しを100m程度からじっくり狙って撃てるのはもはや伝説、普通のハンターが撃たない様なブッシュ半隠れの獲物を、弾がブッシュに喰われる覚悟で素速く且つ正確に撃ち獲るのがビッグトロフィー狙いなのです。

具体的には200m以遠から3脚を使った立ち撃ちの早撃ちとなり、ブッシュ間の狭い場所で一瞬止まった状態或いはウォーキングのままで撃たなくてはなりません。

   写真はウォーキングの300m先のトロフィー級クドウ。これを撃つのがトロフィー狙いです。

  8.ハンターは著しく増加しています
日本のハンター数は著しく衰退していますが、海外猟のハンターの数はアメリカ人や成金中国人のおかげで2009年の10倍以上と著しく増加しており、ナミビアはハンティングブーム真最中、その為に今後も価格は上がり捕獲の難易度が増す方向が続くと思われます。

  9.未回収は1回がゲーム代満額のペナルティーになります
問題のペナルティーですが、このファームでは失中無料で再チャレンジ可能ですが、未回収には基本的に全額料金(オリックスなら750ドル、クドゥなら1650ドル)が発生します。
それはトロフィーが仮にゲット出来なくてもその半矢の獲物は生き残れない為です。

現地側も売り上げに結び付かない失中クラスハンターには貴重なビッグトロフィーは与えません。失中は無料でも獲物側にとっては学習が進み、以後は獲れ難い獲物になってしまうからであり、その為に他のエリアでは失中が有料の所も多数あります。

  10.海外猟は契約したゲームの数しか発砲回数はありません
今回の様に対象ゲームが4種の場合ですと、基本的にはガイドの指示下の合計4発しか発砲の機会はありません。(止め矢を除く)
この海外猟が面白くない人は現地の広大な土地を自己所有にする以外に方法はありません。

ハンティングはショッピングではありませんから、お金を出しても出会いすら得られない事もあり、思う様にはならないのは言うまでもありません。また繰り返しますが、日本の狩猟が恵まれ過ぎており、これを理解しないと海外猟のロマンに駒を進める事は出来ません。

  11.入念な準備が必要
海外出猟には技術的にもかなり入念な準備が必要で、成功させる為には「制度の違い」を理解し「迫力負け」と「未回収恐怖症」に打ち勝ち、且つウォーキング射撃を含む200m以遠の早撃ち(3脚使用立撃ち)や300mの半委託遠射早撃ちが出来る等の「かなり高度な射撃」が出来る様にならなければなりません。

それらが実戦で練習出来るのは国内では前記の様にエゾ鹿猟しかなく、本州鹿の巻狩りは後述のタワー待猟には役に立ちますが、エゾ鹿猟やアフリカ猟の参考には全くなりません。

  12.海外猟は銃や狩猟の資格のない人でも出来ますが・・・
海外猟が銃や狩猟の資格や経験無しに楽しめると言うのはある意味では間違いありませんが、実際は決して甘い物ではなく、参加してほんのおさわり程度の雰囲気を楽しむまでが限界であり、実際の捕獲には 腕 と 運 と 度胸 と 根性 が必要です。

13.初~中級者でもある程度の成果が期待出来るタワー待撃ち
高さ8mの狭いタワーの中で辛い缶詰め固定状態の4時間待ち、2016年の筆者の時にはオリックス単独が3回、オリックスペア2頭が1回、そしてインパラ単独が1回でした。
グッドサイズが殆ど無警戒、これで良ければ射撃は極めてイージーです。

    タワーから100m、ノーマークナイスサイズのインパラオス、今なら650ドル。
    同じくノーマークの角長1m近い雌オリックス、これ今なら750ドルで撃てます。


この手法で水を飲みに来た個体が貧弱でなく且つ高額でなければ撃つ、と言う手法で行けば照準時間もかなりあり、距離も100m程度ですから100m専門の射撃特訓を十分して来ればと言う前提で、初~中級者でも初弾命中の可能性はかなりあります。

椅子に座って待つのですが、呼吸も半分位にするつもりで本当に動かない様にしなければならず、かなりかなり辛い覚悟が必要です。しかしガイドも人間ですから周りを見て時々姿勢替えで動きますが、その時に合わせた時以外は決して動いてはなりません。
状況空気が読めない人が勝手に動けばタワーには100%何も近付いてくれません。

  14.ビッグトロフィーを目指すハンターには又と無いチャンスです
2016年度は現地支払い分が6000ドル程度、これに対し本来チップは600ドルで十分ですが、かなりの大物捕獲で大幅プラス、更に次回に皆さんが来られた時の為に備えた投資500ドルを含め1500ドルにしました。

これで次回に筆者と行けば初回参加者でも500ドル以上の大幅に有利なサービスを得られます。大物は本来レピーター用に取っておく為に初回参加者には撃たせないのですが、希望すればチャンスを下さる事でしょう。こちらはそれに対してまたチップで応えます。
彼らの世界はそう言う世界なのです。

これでビッグトロフィーを目指す人は、100万円以上の初回遠征猟費自体を省略する事が出来るのですからこれは非常に大きなチャンスです。ぜひ有効にお使い下さい。

  15.最後に
アフリカ猟に対するロマンとそれを追及する為の現実をまとめて来ました。
夢を実現させる為には幾つかのハードルがございますが、頑張って夢を実現させましょう。
エゾ鹿猟は海外大物猟の練習に最適ですが、海外猟を希望される場合、エゾ鹿スクール5年以上は必須コースとなります。

     1.長期日程12日間が必要で、それに耐えられる健康や健脚が必要です
かなりキツイ片道3日の移動をこなし、実猟は6日間、往復6日間はかなり強行軍ですからそれに耐えられる健康が必要です。またアプローチは隠密徒歩接近が主流です。音を立てない歩き方の技術が必要であり、平地の10km程度を速足で歩ける健脚が必要です。

     2.費用約160~200万円が必要です
夢のアフリカ猟としては抜群に安い方なのですが、それでもペナルティーやトロフィー関係も含めると総額では2016年レベルで200万円の予算が必要です。

一般的な業者に手配してもらえば今は400万円を下り事はありませんが、400万円を投資しても良い獲物に出会えるかは別問題です。グッドトロフィーはエリアの質とガイドの腕と、そして何よりもガイドとの(チップの)信頼関係が避けて通れない道となります。

     3.射撃技術が必要です
グッドトロフィーは普通のハンターが撃てない或いは撃たない、遠距離の早撃ちや、ブッシュ超のハイリスク射撃が必要です。アフリカ猟は世界中のハンターの憧れです。日本とは違い、これを目指すハンターは急速に増えており、普通の腕のハンターで撃てる様な獲物はもはや少なくなって来ました。

射撃は各ゲーム毎の1発のみ、ミスれば高額ペナルティーが発生しますから絶対に当たると言う強い信念が必要となり、かなりの精進期間が必要です。

     4.早い話が暇と健康とお金、そして長期のやる気が必要なのです
人生に於いて暇と健康とお金の3つ全てが揃う事は稀です。
アフリカ猟のロマンはそう言う類稀なハンター、或いはそうなれる様に長年に渡り努力を続けたハンターしか到達出来ない憧れの世界なのです。

また「射撃技術」、「迫力負け対策」、「未回収恐怖症対策」、これらの育成にもかなり長期間が必要です。アフリカ猟はそう言う類稀な「やる気」を長期に渡り保持が出来る人だけしか到達出来ないのです。筆者も人生の最終章でやっとここまで到達する事が出来ました。

    筆者の3回分のナミビア猟の成果です。2016年は1式160万円で写真のクドウ-
    オリックス-ヌー2種-ブレスボック-インパラの6種類+大型ナマズの捕獲となりました。
    タワー待猟に限定すれば並みのハンターでも十分手が届き、本州巻狩りハンター
    でも十分参加出来ます。






2.ニュージーランド猟の案内。
ニュージーランド(以下NZ)はわずか10数時間のフライトで到着しますから、北海道猟の延長的な感じで本格的な出猟が出来るメリットがあります。
大型鹿類の猟が最も有名ですが、リーズナブルな価格の大型鳥猟や小型獣猟等、多くの楽しめる狩猟が魅力です。またフィッシングやエアロスポーツも世界的に有名です。

Min的な全日程は下記の様に7日間、狩猟は正味4日間です。
  1日目:日本初 夜行便。     2日目:朝オークランド着、猟場まで移動、到着後試射。
  3~5日目:3日間終日狩猟。  6日目:殆ど終日狩猟、狩猟後に空港近くまで移動。
  7日目:朝の飛行機でオークランド発、夜には日本着。

送迎を含めて1日当たり800NZドル前後が必要で、上記コースで現地支払いは4000NZ㌦です。NZ㌦はUS㌦の0.8倍程度です。飛行機は往復12万円程度です。
下表のライトゲームは1~2日に1種を選べ、撃ち放題で失中&未回収放題、定数はあります。

NZ猟もファームですが、ガイドはオークランド在住の日本人です。ゲームによって彼の提携するファームからチョイスされます。
直接現地ガイドと契約すれば200㌦/日ほど安くなりますが、エリアが限定されます。


NZ猟は安価な300~500ドルの撃ち放題のライトゲーム豊富な事が特徴です。ガン以外はかなりの出会い数が期待出来、日本に比べますと体格の良い鳥類ばかりです。
ライトゲームは日本的感覚で撃っても特に問題はなく、気楽に楽しめるお薦めコースであり、筆者の同行はまず不要だと思います。
下表のライトゲームは1~2日に1種を選べ、撃ち放題で失中&未回収放題、定数はあります。

         NZゲーム価格一覧表:(2014年度価格) 1NZドルは約80円
  鳥獣名 狩猟可能 ベスト期   価格       定数 未回収   備考 
  赤鹿   年中  4~8月  2000~10,000ドル  1   ○  SCIスコアー表価格
  エルク  年中  4~8月  3000~20,000ドル  1   ○  SCIスコアー表価格
  ファロー 年中  4~8月  1000~4000ドル    1   ○  SCIスコアー表価格
  猪     年中  年中    1500ドル         1   ○  お奨め、コスパ良好
  野羊    年中  年中    1000ドル         1   ○  ビッグホーンシープ風
  野山羊  年中  年中     300 ドル       10      お奨め、本命猟の練習に最適。
  ワラビー 年中  年中     300ドル         2      夜撃ち。
  ポッサム 年中  年中     200ドル        10      お奨め、夜撃ち
  七面鳥  年中  年中     200ドル        5       お奨めですが、強敵
  孔雀    年中  年中     200ドル        2       お奨めですが、強敵
  キジ   5~8月 5月     500ドル        10       お奨め、狩猟地によっては5羽
  ダック  5~6月 5月    300~500ドル     25       お奨め、狩猟地によっては15羽
  ガン    年中  年中    300~500ドル     5       高難易度
     5~6月:5月第一週末から6月末まで  5~8月:5月第1週末から8月末まで


   4000㌦のエルク、1000㌦の野山羊、1500㌦の黒猪、雉500㌦、ターキー200㌦、
   ダック400㌦、これらをガイド7日で5600ドルでやったとしますと、剥製代等で全合計
   で約150万円程になります。NZのビッグゲームは決して安くありません。



NZ有名なのは赤鹿猟エルク猟の大型鹿猟です。
トロフィー級を狙う場合は3日を要し、こちらは失中無料で未回収リスクは有りです。
料金はトロフィーのサイズによって著しく異なり超見事と言えるのは1~2万㌦位です。
アフリカ猟と同様にガイドの指示で撃ち、未回収リスクもありますから注意が必要です。

NZの大型鹿類は赤鹿の方がやや安いのですが、赤鹿の2000㌦でエゾ鹿超大物よりやや大きい程度、見栄えのするトロフィーは4000㌦以上です。

問題は希望サイズの鹿に中々出会えない事です。気に入らなければノーサンキューでよいのですが、それでは800㌦/日が無駄になり最終的に手ブラに終わります。
1日目は希望サイズの2000ドルを狙い、2日目以降は価格の上限を例えば4000㌦と告げ条件を広げます。現地業者も売り上げになった方が良いので最後のギリギリの所で5000㌦クラスが出ても4000㌦で撃たせてくれます。この辺の駆け引きは絶妙さが必要です。

先のNZ猟の1回目の失敗も短日程ですから、最初から上限を告げておけば良かったのです。
元々4000ドルまでは出しても良いつもりだったのですから余計に残念です。

射撃は立木等を使った半依託射撃の200m前後です。照準時間は比較的ありますが、距離の割には十分とは言えません。

お薦めコースの例として300㌦の野山羊で肩慣らし、本命2000㌦の赤鹿い、夜にはアトラクション的に200㌦のポッサム撃ちを入れたとしますと、ガイド料4000ドル+300ドル+2000ドル+200㌦+飛行機12万円+剥製関係15万円=約80万円になりますが、予備費用としてグレードアップ分2000㌦を用意された方が良いと思います。(1NZドル=80円で計算)
更にトラブル防止とカメラマンで筆者の同行費12万円を追加された方が無難かと思います。

トロフィー加工や輸送費は白人の国ですからアフリカより高く、2種を加工し送ってもらうとアフリカの4種並みの20万円ほど掛かります。

ガイドはNZ在住の日本人ですから言葉の問題は全くないのですが、彼が日本の狩猟制度を全く知らずに客はNZの狩猟制度を全く知らない、これが最大の問題点であり全てのトラブルの原因はそこにあります。
先の上手く行かなかった事例はこのNZの赤鹿猟だったのですが、日本語バッチリのガイドに英語バッチリの客であっても上手く行かない、これが日本の狩猟の特殊性を物語っています。

筆者の同行案内料は飛行機代+アルファで約15万円です。
小物や鳥猟だけの時は同行案内は無くても大きな問題は起こりませんが、大型シカ類等の
猟には同行案内付をお奨めします。
その他の注意事項もアフリカ猟を参照して下さい。



NZはハンティングだけではなフィッシングエアロスポーツも世界的に有名です。
飛行機はビンテージな複葉機からジェット戦闘機まであり、飛行ライセンスはなくても希望すれば操縦させてもらえます。また希望すればアクロ飛行も行ってくれます。
こうした各種を取り入れると全7日間コースの使える日が4日間では大幅に不足して来ます。

     NZはエアロスポーツも盛んでジェット戦闘機2000㌦、プロペラ戦闘機500㌦、
     グライダー200㌦、 飛行ライセンスはなくても希望すれば操縦させてもらえます。
      川も海もフィッシングが世界的に有名です。デカ真鯛800㌦、数釣り真鯛600㌦、
     マス釣り300㌦でした。



改めてエゾ鹿猟を見てみますと、大物エゾ鹿も料金の心配なしに勝負できる。
NZの小物猟ポッサムの様にエゾ鹿のトロフィーを並べる事が出来ます。
初日の朝に家を出て夕方には1頭捕獲、最終日も朝の猟をして1頭捕獲して夜には家に着いている。
1日5万円で5回のチャンス、100㎏超エゾ鹿2頭以上捕獲、2日に1頭はそれが大物である。
群れからどれを撃とうが料金問題はなく、失中リスクも未回収リスクも全くない、チップ制度もない、これが何時ものエゾ鹿猟ですが、とんでもない程に恵まれている事と言う事が改めてよく分かります。

エゾ鹿猟は海外大物猟の練習に最適ですが、海外猟を希望される場合、エゾ鹿スクール5年以上は必須コースとなります。

    トップクラス超大物88cmも無料、NZポッサム、2週間分の大物、捕獲例5日19頭。
















Posted by little-ken  at 17:27 │海外大物猟のガイド