2012年03月20日

2.エゾ鹿猟の醍醐味。

                 2.エゾシカ猟の醍醐味。
2.エゾ鹿猟の醍醐味。
  こんな一瞬こそが男のロマンの集大成です。写真のエゾ鹿超大物は体重150kg余で
    角長80cm余、こんな超チャンスは流石に10~15日に1度位しかありません。
   (成功には 150m 5cm の射撃術と超大物の ド迫力に負けない心 が必要です。)
  スクールは大物捕獲まで初参加から10日程度、超大物まで20日程と最短距離にあります。
  下記にベスト10を紹介します。

                  エゾ鹿大物ベスト10
2.エゾ鹿猟の醍醐味。2.エゾ鹿猟の醍醐味。
 U生徒は3年目の僅か9日目でNO.10の鹿をゲット、そして4年目の12日目にはNO.2の
 鹿をゲット出来ました。あなたにもこんなラッキーが転がり込んで来るかも知れません。


NO.1、88cm、1998.12.27、根室S牧場、クリスマス猟。
根室猟2年目、S牧場奥、車両後方直後をスリ抜け様とした超ベテランエゾ鹿、筆者の未完成
であった50mからのランニング射撃で即死となりました。
そして以後20年間で1050頭余を捕獲しましたが、これを上回るサイズは捕獲出来ておりません。

NO.2、88cm、2017.11.13、紋別解禁猟、山口U生徒。
筆者の1050頭余20年間と同じ結果を僅か18頭目の4年間で引き出してしまいました。
夕方の恐らく出勤途上のデメキン鹿に150mの距離で発砲、20cm程弾着がズレ、200m程
走られ森に消えましたが、翌日カラスのお告げで回収されました。

NO.3、87cm、2008.1.10、根室正月明け猟、F誌取材の日でした。
K嬢や他のスタッフには捕獲能力が無く、彼らの飛行機の到着直前取材用に捕獲した鹿です。
発見時すでに走っていましたが、筆者は150m先の丘のトップで止まると予測、「待ってた
ホイ射撃」で即死となりました。

NO.4、86cm、2002.11.23、紋別解禁猟。
紋別スクール開講初年度の事でした。150m先におり射撃、100m程で倒れました。
その後紋別では15年間に350頭以上を倒しましたが、これを超える鹿を捕獲する事は出来
ませんでした。U生徒は僅か18頭でこの記録を塗り替えました。

NO.5、86cm、2008.12.18、根室モンゴル丘、クリスマス猟。
11月初旬頃に阿寒の山を降りた鹿が、根室には12月20日前後に到着します。モンゴル丘は
この通り道の1つ、250mのボンネット射撃で即死しました。

NO.6、86cm、2009.1.11、根室モンゴル丘、正月明け猟。
大きなブリザードで鹿は2日間動かず、食事が出来ていませんでした。ブリザード明け後の
夕方まで待ち切れず、14時頃に餌を食べに出て来ました。150m先から狙撃1発でした。
根室の1月はこのブリザードで面白くなります。

NO.7、86cm、2011.1.21、根室、正月明け猟。
狭い根室半島ですが鹿の渡りコースは半島の南側と北側の2本があります。南部コースが
モンゴル丘を通り、この鹿は北部コースで捕獲しました。
8頭の大物オスの群れから2頭を頂く事が出来ました。右が85cm、左は78cmでした。

NO.8、85cm、2005.12.23、根室モンゴル丘、クリスマス猟。
モンゴル丘は基本的には通り道ですが、しばしば沢には多くの大物鹿が日中も滞在します。
沢に隠れる鹿はじっと見ているとやがて僅かに動き出し、そこを300mから遠射します。

NO.9、85cm、2009.12.18、根室、クリスマス猟。
クリスマスフィーバーの大移動で捕獲しました。 積雪が多くなりますと大きな群れで行動を
しますが、この鹿はその到着の走りでまだ単独でした。300m遠射で決めました。

NO.10、85cm、2011.11.14、紋別解禁猟、山口U生徒。
紋別エリアでは筆者が86cmを捕獲して以来10年間85cm級は捕獲がありませんでしたが、
U生徒の120mからの第1弾は角に命中、しかし走られました。それを追掛け第2弾は180m
から、今度は頭蓋骨に命中と言う、2度のマグレが重なって捕獲出来ました。


  角長80cmオーバーの超大物は現在までに39頭が捕獲されており、捕獲成功までは
  平均すると5.5年と19.3日の32頭目で成功
しています。
  年数で2~7年、実戦累計で6~27日、出会いには運もありますが、実戦累計で20日を
  こなせば間もなく達成が目に見えて来る様になると言えます。



           エゾ鹿の大物はこんなにデカイのです。
2.エゾ鹿猟の醍醐味。2.エゾ鹿猟の醍醐味。
  左写真:体重150kgの超大物と身長180cmの講師です。
        如何にエゾ鹿が大きいかが分かるかと思います。
         こんなのが何時も獲れるとは申しませんが、オスの平均は100kg超です。
  右写真:大物は回収が大変です。お姉さん頑張りましたが150kgの鹿は1mでギブアップ。


            そしてこんなにたくさん獲れるのです。
2.エゾ鹿猟の醍醐味。2.エゾ鹿猟の醍醐味。
  写真左:しばしば複数以上で獲れますが、この日は朝1番で72cmを初めとする
       4頭が捕獲されました。獲り過ぎると回収と解体が大変な事になります。
       この日もその後4時間大変な事になりました。せめて2頭にしておくべき
       だったと反省中ですが、きっとその場になれば次回も撃ちまくる事でしょう。
  右写真:二人とも70cm級大物を含めて3頭ずつ持って凱旋です。
       凱旋パレードは旭川空港1周と羽田空港を2周の予定とか。
       この時は16頭5日間(NO.3の記録)、ドギュメントは 
           http://huntingschool.militaryblog.jp/e270157.html
       空港に向かう途中に17頭目が獲れ、2人の後方で積んだままのがそれです。

2.エゾ鹿猟の醍醐味。2.エゾ鹿猟の醍醐味。2.エゾ鹿猟の醍醐味。
  左写真:50cm級の小物(100kg近い)なのですが、二人掛かりでも重労働です。
        車までもうチョイ、頑張りましょう。
  写真中&右:巨大なモモですが、脂肪が5.5cmもある超絶品です。
        信じる信じないは構いませんが、解禁の頃のエゾ鹿は脂肪が2cm以上あり、
         本州鹿の上物はおろか猪の上物より美味しいのです。
          このモモ肉も1年掛りで全てお姉さんの胃袋に消えたと聞いております。

2.エゾ鹿猟の醍醐味。
  超大物のボス争いです。時にはこんなチャンスもあります。どちらから撃ちましょう?
  上手く行けばダブルですが、迷っているとチャンスその物を失います。
  体格的には左が大きく、角長的には右の方が大きそうです。
  スコープでの見比べはチャンスを逸してしまいますから絶対にしてはなりません。






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            http://ehg5205.militaryblog.jp/blogmessage








Posted by little-ken  at 15:59 │エゾ鹿猟の醍醐味