2012年03月21日

5.EHGの狩猟方法とスクールの業務&方針。

5.EHGの狩猟方法とスクールの業務&方針。
狩猟方法。(従来通りですが、画期的に良く出会え、何処よりも大物が多いのが特徴です)
殆んど歩かずに車に乗ってポイントを効率よく廻る猟法で分類上は「流し猟」になります。
ここ1週間以上の天候の変化や鹿の動きを総合的に考え、通常の流し猟よりも鹿の動きを遥かによく研究し、各ポイントを効率よく廻りますので通常からすれば信じられない程1日の出会い数が多いのです。講師はこれを「ポイント猟」と名付けました。

平均出会い数も1日当り5回前後、多い日には10回を超える事もあります。
出会いが10回と言う事は弾も1日10発が必要な時もあると言う事です。角長70cm以上の大物に対する出会い率も30%弱、平均的に言えば毎日1回以上大物に対戦出来る事になりますが、実際は4~6日に1回の悪天候明けのフィーバー時にまとめて出て来ます

近年の出会いは100m強に多くなり、確実に捕獲する為には100m 10cm以内の腕前が必要です。しかし後述のフィーバー時なら時に50m前後にも出る事もありますので期待して下さい。
大物はその特性上、150m前後に多く出ますので更なる射撃術が必要になりますが、サボットスラグ銃でも慣れれば何とか対応出来、ライフル銃であればイージーな近距離と言えます。

車に乗って鹿を探しますので、車両内では銃にカバーを掛け、ボルトはオープン安全装置を掛け、右手に1発の弾を持ち待機します。鹿を発見したら速やかに車を降り(降りない時もあり)、銃のカバーを外し、弾を入れ装填、安全装置を外して銃を構えるや否やで撃ちます
撃ったらすぐに次弾待機に入りますが、装填してはいけません。
安全装置解除や装填は肩付け工程の一環です

重要なのはその速やかさであって前半を2秒以内、後半は距離に応じて2~5秒以内に処理出来る様、発砲準備動作や肩付けの練習が非常に重要となります。
4秒を過ぎますと通常0.5秒毎に約20%が逃げ、数秒後には全ての鹿が居なくなります。

猟は日の出から数時間 & 午後は日没までの数時間 のみ行い、通常昼食は旧ベースで取ります。旧ベース休憩は電気が無くカセットコンロだけで賄える昼食の持参が必要です。
昼休みは鹿肉の整理や発送等に使います。休憩時間は自由にお過ごし下さい。
コール猟(無料ですが自前)や渓流釣り(有料3000円)等も可能です。リクエスト走行は70円/kmの実費が必要ですが、海産物ショッピングや鹿見物ナイトツアーが好評です。

紋別解禁猟の奇跡の出会いは地理及び気象上から1ヶ月程度しか続かず、最大でも10組程度しか案内出来ません。しかも過半がレピーターでカレンダー発表と同時に埋まってしまい予約が取れ難い状況にあります。お早めにご予約下さい。(2年前からの希望を受け付けております)

ハンティングカーは世界最高水準のランドクルーザー100の改造車です。
圧倒的な乗り心地、そして走破力、オフロードに精通した講師の運転技術、どの面からもほぼ最高レベルと思われます。倒した120kgの鹿は車両後方の籠に簡単に釣り上げて積み込める様になっています。
5.EHGの狩猟方法とスクールの業務&方針。


改めてスクールの役目とは。(再度確認、そして協力をお願いします)
狩猟の中で1番難しいのは鹿に出会う事であります。
本州猟は巻き狩りでガイドを付ける事が出来ず、気配勝負の本当の手法を教えられません。
結果として撃てるコースに来た鹿は射手の存在を先に知って迂回、射手は鹿に出会う事すら出来ないまま、一方的な敗戦をします。それは鹿の感度が人間より1000倍以上高いのですから何度やっても同じ結果になり、講師もその昔は70回以上9年間に渡り一方的な敗戦が続きました。

その結果、多くの新人は捕獲の可能性を見出す事が出来ないまま、10回前後通うだけで早々と見切りを付け、1度も勝利を体験する事無く80%以上が理由を他に置き換えて銃所持を卒業してしまいます。そんな経緯から スクールは 鹿に出会う為のお手伝いをする所 として開設されました。
合わせて銃の取り扱いや鹿の撃ち方等、エゾ鹿猟全般の指導もしています。

平均で1日5回の出会いがあり、多分初日から鹿に出会え、初期には捕獲に至らないと思いますが、とにかく勝負を多数経験出来ます。
平均して5~10回の敗戦を経験した後、比較的近距離で中型以下のメデタイ鹿に出会えた時に、捕獲第1号が記録され、それは平均して2~3日目になります。

お蔭様で初回から例外なく捕獲出来ていますが、捕獲が保証されている訳ではありません。
それは指導が良かった結果であり、本人が努力した結果です。
しかし仮に捕獲出来なくても捕獲の可能性を十二分に感じられ90%以上が必ず生き残れます。

最終的に発砲の場所やタイミングは全て生徒が決断し、その責任は全て生徒側 にあります。それは誓約書の文面通りです。そして 回収や解体はスクールの業務ではありません
肉の処理や発送が業務で無いのは言うまでもありません。

しかし平均120kgのエゾ鹿は1人では回収が難しく、残滓の処理場への搬入も同様ですから、手を貸しています。しかし貴方は客ではなく 生徒、私は貴方の使用人ではなく 講師 です。
そう言う理解があれば、関係もスムーズに行き、何処よりも大きな成果を上げられます。
ここは間違いなく世界中でダントツ、もちろん北海道でもダントツの成果を上げられる所です。


エゾ鹿の回収。(ロープを貸す場合、切れたら修理費5000円)
繰り返しますが、回収はスクールの業務ではありません。講師は2012年頃までに1人で500頭以上を回収し解体をしましたから、気合を入れれば基本的には1人で十分出来る筈です。
そうは言うモノの120kgのエゾ鹿を運ぶ事は、健常者2名でも僅かな傾斜があると限界です。
そして講師は最早健常者ではなくなり、生徒と2人だけでは回収が不可能になりました

車には150mと300mのロープが用意され、必要時にもちろん無料で貸し出しています。
運用はかなり離れた所から車で引きますのでトランシーバーは不可欠です。従来からのトランシーバーは 要ライセンス144Mhz FM変調です。

150mのロープはそこそこ強力ですが、引っ掛かった鹿を引けばすぐに切れてしまいます。
従いまして引っ掛からない様に常時手を加えて戴き、連絡を取り合う必要があります
尚これ以上強力なロープで強引に引くと大切な鹿の角が折れてしまいます。

300mのロープはかなり貧弱で良好な平坦牧草地の無抵抗の所をけん引する能力が限界です。
常時半分持ち上げていて頂き、引っ張るパワーの半分をロープに頼る程度にして頂かないとすぐに切れてしまいます。連絡を取り合える状態でなければとても運用出来ません。
トランシーバー運用は数百m程度ですから玩具の物をペアで用意して下さっても大丈夫です。

折角150mで撃っても即倒させないとすぐに300m超えの大変な回収作業になってしまいます。
2017年度は全体で25頭の捕獲でしたが、その場に倒れたのは僅か数頭に留まります。
どうしても失中が怖く、急所ではない鹿の胴体中心寄りを撃つので走られます。
鹿の即倒するヒットポイントは前足軸線上だけ、かなり前方にあるのです。


獲物の解体。(従来通り解体は自前です)
解体の代行はなく、基本的に本物のハンターになって頂く為に、生徒1人で解体して頂くのがスクールの考え方です。そうは言っても見た事もやった事も無ければ出来る物ではありません。
そこで最初の1頭の片面で解体の見本を見せしますので、残り反面は悪戦苦闘して下さい。
この時は後半も一応は見ておりますが、聞かれても教えません。教えても無意味だからです。

2頭目は最初から1人だけで悪戦苦闘して下さい。1時間後にまた見に来ます。
実際1度見ただけでは簡単に分かる筈もありませんが、さりとて絶妙なカットの位置や方向等は何度見本を見せ何度説明しても、所詮見ているだけで分かる物でもありません。

悪戦苦闘をした後、3頭目でまた改めて片面の見本 をお見せします。
この時は少し見る目が育っていますので、これが本当の意味の解体見本になります。
以後必要時に片面の解体見本をお見せしますので申し付け下さい。但しMax.2度に限ります
以後の解体見本は1回1万円になります。一口に申しますと回収も解体も格闘技ですから、複合技が必要です。


解体に関する消耗品に付いて。(消耗品類は全て無料レンタルです)
基本的に全ての消耗品は、ある程度ですがこちらに用意されており、それは 無料レンタル品 と言うのがスクールの考え方です。初回は銃と弾以外は手ブラでも構いません。少量使用品を除き、2年目以降は初回の経験から必要品を自分で揃える 様にお願いしております。

2018年度以降当面は・・・・
消耗品の余剰がありますので、それがなくなるまでの当面は当方の物をお使い下さい。

肉の発送に付いて。(箱は1人4個、それ以上は各自で用意、制限重量15kg厳守)
肉はクロネコヤマトの冷蔵或いは冷凍の着払いonlyで発送出来ます。
肉の処理は旧ハンティングベースだけで行い、無人発送となりますから 着払いコースのみ
となります。伝票は新旧ベースにもありますが、事前に用意された方が圧倒的に便利です。

重量制限は箱を含めて15kg以内、以前と違い制限厳守となりました。平均的なエゾ鹿1頭は約20kg前後になりますから、15kgに納めるにはかなりの時間と工夫が必要です。
2017年度の捕獲は平均4頭/人、従来通りで行けば箱は準備してあった4個/人で済みましたが、宅配規定の変更で制限重量15kgを守って肉の全てを送るには8個が必要となりました。
従来の1頭ずつ1箱と言う考え方を根本的に改めなければなりません。

スクールではミカン箱を1人4個まで用意 してありますが、ダンボール箱の準備は40個程が限界で、現在でもランクルで事前搬入する諸荷物の30%以上が箱になっております。
1人当り4個 で済む様に、協力をお願い致します
たくさん捕獲される方、数㎏ずつ多数を送る場合は事前に購入し、数年分をまとめてベースまで宅配便等々で送っておくと便利です。また少量送りは箱よりも宅配屋の袋の方が便利です。

ベストはなるべく大きなブロックのまま冷蔵便で自宅等に送り、4週間程度熟成の後に変色した部分を削り落とし、小分け精肉冷凍する方法です。
その為には解体時の汚染を極限まで少なくする様にしなければなりません。
旧ベースで小分け精肉して冷凍便で送るコースも可、小分けすれば1頭が15kgに収まり易くなります。冷凍時は6ケ月~1年後に美味しくなります。

  荷物を送る場合は 下記で発送して下さい。緊急連絡先も同様です。
         ホテル渓谷 コテージ4   立石憲司郎 宛
         〒099-5604 北海道紋別郡滝上町元町無番地
         TEL:0158-29-3399 FAX:0158-29-3380
         MAIL::reserve@iris.ocn.ne.jp 


肉の発送手配。(各自手配ですが、当日発送は時間的に綱渡りとなりました)
鹿肉はコテージや回収人宅には持ち込めません。
肉は旧ベースから無人発送が主体となりますが、梱包済の場合は新ベースまで持ち込んで発送とする事も出来ます。発送手配が上手く行かない事も稀にはあり、その結果としてトラブルを生じた事も過去にはありました。そこで 発送手配は各自 にお願いしております。

クロネコヤマトのコールセンター 0166-30-11119:00~18:00 の時間内に電話し、「集荷をお願いします。」と告げて下さい。集荷先の住所は下記からの選択になります。
  旧ベース:099-5613 北海道 紋別郡 滝上町 第5区 (又は滝奥) 無番地  山田商店
  コテージ:099-5604 紋別郡 滝上町 元町 無番地  ホテル渓谷 コテージ4

旧ベースの周辺は携帯通話圏外で、往復15km(有料1000円)走らないと集荷依頼が出来ません。
電話受付は9:00~18:00、不便ですが狩猟中の約半分が通話可能ですから、この時を計画的に上手く利用して下さい。そして 集荷は AM11:30~12:00頃 ですから要注意です。
当日の出荷依頼は前日、または当日のAM9~10時の僅かな時間しかしか出来なくなりました

AM猟は日の出から2時間程度、捕獲出来なかった場合は新ベースに戻り休憩となります。
そしてPMの出撃は14:30頃からとなります。
捕獲すれば休憩は旧ベースとなりますが、回収等に時間が掛かりますと旧ベース着は11:00頃となり、集荷依頼がしてあった場合、準備時間がありません。

夕方猟で捕獲した場合すぐに暗くなりますから、解体にはヘッドランプが必要です。
旧ベースには照明がありませんから、その夜だけ新ベース保管となりますが、新ベースでは肉の処理は出来ません。また捕獲した肉は相当前倒しで作業を進めないと、タイミング良く発送出来ません。ここが従来と大きな違いになります。
肉の処理に時間が必要な場合、予め申し出があれば、AMに獲れなくても旧ベース休憩とします。


捕獲予定数。(獲れる数は天候次第、柔軟的なリストや伝票の準備をお願いします)
初回未経験者でも3日以上のコースであれば、スクール開設以来15年間、捕獲ゼロは唯の1度もありませんが、もちろん捕獲が保証されている訳ではありません。
捕獲にはまずエゾ鹿との出会いが必要ですが、これは平均5回/日あります。

それは長い間の実績ですから間違いありませんが、均等に出現してくれる訳ではありません。
4~6日サイクルの悪天候明けにまとめて出て来ますが、これをフィーバーと呼んでいます
フィーバーになると出会い数が多く、大物は多く、しかも距離が短くなり、フィーバーに当たるか当たらないか、それが大きなフィーバーかそうでないかにより、結果に大きな差が出ます。
そして残念ながら反対側の谷間もあり、一口に最大で±3倍弱の程度です。

フィーバーは5日間隔前後で起きますから、ほぼ必ずフィーバーが含まれる2期連続の6日コースは非常にお奨めコースです。通常3日コースの3年通いの場合ですと1年は並、そして1年は谷に当たり、フィーバーに会えるのは平均して3年に1回になります。

急所の大きさは直径15cm程度、射撃場の最も悪い成績が実戦では最も良い側になる程、射撃場と実戦では俗に3~10倍と大きく精度が違います。
射撃は僅かでも不安感があるとそれだけで命中しなくなります。遠いなあ或いはデカイと思えばそれだけで当たらず、発砲準備動作が快調に行かなければ焦り射撃となり命中しなくなります。

そして相手の 鹿にも逃げる権利 があります。1年中地元駆除ハンターに追われているエゾ鹿を倒すには、地元駆除ハンターの半分以下の時間で発砲準備や照準が出来なければなりません。

鹿はそう言う逃げ方をすでに学習して生き延びているのです。幸いに地元は戦力外老人が多く、気合を入れてトレーニングすれば地元老人に負けない早撃ちは決して難しい物ではありません。

ハンティングはショッピングではありませんから捕獲数は予測が立ちません。
1頭目が簡単に獲れたからと言って、それ以降も続く保証は全くありません。
フィーバーの谷間に入ってしまいますと獲れない事も何ら珍しくありません。
捕獲状況に応じて、鹿肉の送り先を上手く選択対応出来る様に伝票等の準備をお願い致します。

一方でスクールの捕獲量は腕が並以上になりますと恐ろしい程の頭数になります。
過去最大捕獲数は5日猟で19頭、以下それに準ずる記録も目白押しです。
フィーバー時に失中が少なければ、朝夕各々2頭ずつ以上を捕獲する事は極めて容易です。
ただそれをやりますと回収と解体処理時に後悔する事になります。
たくさん捕獲する事は容易ですが、数は程々にしておき大物を狙いましょう。


トロフィーの持ち帰り。(担いで凱旋します)
トロフィーの宅配送りは困難で、飛行機の預け荷物として持ち帰るのが1番安く上がりますし、カッコ良いのです。トロフィーは次頁左写真の様に頭蓋骨オデコ切りに加工するのが1番受けが良いと思います。その切取り方も最初の1頭目で指導します。

飛行機で担いで帰る為には角の先端に無料レンタルキャップを被せて保護し、頭蓋骨部分は血が垂れない様に厳重に梱包し、右写真の様に半透明のビニールに入れてストラップを付けて担げる様にします。初年度はやり方を指導します。
5.EHGの狩猟方法とスクールの業務&方針。5.EHGの狩猟方法とスクールの業務&方針。
エゾ鹿猟は最も獲れる猟の筈ですが、実は昨今の巷の高齢3流ガイドでは駆除慣れした鹿から良い出会いを得る事は困難となり、フィーバー時以外はまともな出会いすらゼロと言う場合も結構多く、巷では大物捕獲以前の獲れないエゾ鹿猟になってしまう事も珍しくないのです。

その状況下の大猟捕獲ですから空港1~2周の凱旋パレードを誇らしく行い、獲れなかったハンターにどうすれば獲れるのかをぜひ説明してあげて下さい。

飛行機の預け荷物の案内。(担いで帰るのか宅配で送るのかをよく考えて下さい)
機内持ち込み:10kgを1個と身の回り品1個まで。
預かり荷物 :無料預かりは個数制限なしの20kgまで。
超過料金  :ANA & AIR DOの場合は最初の10kgが2500円、以後10kg毎に1000円。
         JALの場合は1kg毎に400円です。

乗り継ぎがあるとその都度超過料金となります。宅配料金と天秤に掛け、一般交通時の持ち運びも考え、普通荷物を宅配にし銃と弾とトロフィーだけを担いで帰る人が多いです。


10紛失物のご案内。(紛失の可能性の高い物は各自で用意願います)
エゾ鹿の捕獲に来たのですから、我を忘れる程の大物を全員に捕獲してもらいたいと思いますが、紛失物が多く苦慮 しております。
NO.1は鹿回収用の短いロープ。
NO.2は鹿の頭を切るノコギリ。(コンクリートパネルソウ又は生木用の荒目の鋸。)
NO.3は解体用のナイフです。

一方忘れ物のNO.1は携帯の充電器です。また車にも小物の忘れ物が多いです。
ナイフだけは準備して来て下さるのですが、他は半数の人しか準備しておりません。
こちらでも準備はありますが、それは皆様のを無くされた時の予備とお考え下さい。
初参加の人は勿論手ブラで構いません。

極稀ですが、ボルトやマガジンを家に忘れたまま、北海道まで使えない銃を持っておいでになる生徒がいます。精度的に的に申しますとクリーニングはしない方が良く、直前の最終射撃確認の後はそのまま北海道にお越し下さい。また未確認のリロード弾を持って来て撃てないでいる生徒もいます。狩猟用の弾は絶対的に品質の安定したメーカー製弾に限りますが、リロード弾の場合は万全の確認をした物に限ります。


11超大物のロマン。(紋別スクールは最も超大物ロマンに近い所です)
紋別スクール周辺にはたくさんの超大物が生息しています。超大物の年齢は8歳前後、余命はもって残2年、そう言う事ですから皆さんの射撃により倒される順番を待っていると言えます。
現在スクールの80cm級超大物捕獲に成功した生徒はすでに5名の7頭、S生徒は2005&2009に80cm級複数、U生徒は2016&2017と連続で角長85cm級の超々大物複数を成功させました。

2018年、講師はライフル銃を卒業しました。
何事にも何時か終りになる日が来るのですが、私のライフルの技術も明らかにピークを過ぎ、体力低下からエゾ鹿の回収も困難になり、1990年以来28年間続けて来たライフル銃ですが、卒業をする事にしました。合計捕獲数は ヒグマ6、エゾ鹿1051、本州鹿26、海外の大型獣19、中~小型獣126、合計1228頭となりました。

銃が無くてもガイドは出来ますから、スクールは4名以上の生徒が集まればずっと続けますが、ボケが進み且つ回収のお手伝いも出来ないガイドでは魅力に欠け、残す所はたぶん数年と思われ、通常コースの新入生の募集は2018年を最後にしようと思います。
それは受け入れた新入生を大物捕獲未達成で放り出す事を避ける為です。

2019年度の新入生の募集はエゾ鹿大物チャレンジ6日コースのみtonari、以後の新入生の募集はありません。
検討中の人はこの最後の参加機会を逃さない様にお願いします

思い起こせば36年前に大物ロマンを目指して本州鹿の巻狩りを開始ましたが、予想外の大苦戦で最初の本州鹿捕獲には9年間70余日を要しました。
最初の10年間の捕獲はその1頭だけ、よく分からないながら技術の至らなさを感じました。

それ程までに獲れなかったのですが、12年目には何と3週連続で捕獲出来ました。
この時の捕獲を通してそれなりの捕獲技術がある事を知った次第です。
そして2回目の10年間では3週連続を含めて100頭を捕獲、技術の存在と進化を感じました。

更に次の10年間では何と1000頭もの捕獲、そしてこの頃から憧れだった超大物にもたくさん出会え、やがて殆んど外さなくなりました。技術の奥深さを改めて強く感じました。
講師は通算20年を過ぎた頃からエゾ鹿ボス級の行動が分かる様になり、1度見掛けた鹿に再び会える技術も得る事が出来、逃げる鹿の行先も分る様になりました。

それらが分かる様になったからと言っても超大物の出会い数は全体からすれば5%弱です。1日平均5回の出会いから4日で20頭に合えば超大物1頭弱が含まれる事になります。
では5日あれば超大物を捕獲出来るのかと言えば「迫力負け」と言う大きな壁がありました。
これを乗り超えるまでは極稀なマグレで捕獲出来る程度でした。

それがある時から急に殆どを外さずに倒せる様になり、気が付けば超大物を30頭余も捕獲出来ましたが、それは累計で100頭を大幅に超え、超大物捕獲がマグレと言われない累計で5頭を超えた時からだと思います。射撃面から見ますとスナップショットやランニングショットが本当に完成した頃からだと思います。

講師はある時から急に超大物をバッタバッタと倒せる様になり、気が付けば30頭余も捕獲出来ました。精進を続ければ何時か皆さんにも必ずこんな日が来ると信じています。
またせめて1度は勝負してみたいと思ったヒグマですが、何時の間にか6頭になりました。15mのド至近距離だったNO.4、又400kg以上で計測不能の超大物ヒグマNO.5にも怯まずに勝負出来た事を誇らしく思います。

何時かアフリカのライオンとも勝負したかったのですが、何時の間にかそれを超える猛獣を倒せましたので高額なライオンは見送る事にし、代わって2.5mのカジキを初めとする大物魚と勝負をして来れました。




申し込みや質問 は下記からどうぞ。お待ちしています。
            http://ehg5205.militaryblog.jp/blogmessage







Posted by little-ken  at 13:58 │狩猟方法